ポルカを踊れ

躁と鬱の狭間で。

お疲れ五日間

いやはや頑張った。五日間。

私は仕事を週何日かしているが、それ以外は休んでいることが多いので体力がない。でも昨日まで五日間、仕事を含め何らかの予定が毎日あった。生理も来てダブルパンチだ。生理の時は基本的に生理痛がひどくて数日寝込むし、大体風邪をひく。身体も怠く重くなる。

今回は頭痛もあったが、なんとか風邪も今のところ引かず、鎮痛剤の効かない生理痛に耐えながら仕事をし、予定をこなした。空いている時には横になって身体を休めた。

四日目に外国から一時帰国している友人Rと仕事の後で食事をし、五日目の夜にRと一緒に私の英会話の先生Nに会いに行った。Nは私のとある所属団体の英語系グループに所属しており、会いに行くついでに所属団体のセミナーにも参加してきた。全て英語だ。

これが辛かった。二時間弱、言っていることの意味がほとんどわからなかった。日本語の資料はあるので大体の内容はわかるのだが全て資料通りではないので、なぜ私はここにいるのか、私は英語を学ぶ資格があるのかなど自問自答が始まり、全てを投げ出したくなった。

ただ、そうなることは想定の範囲内だったので、必死でポジティブに考えるように努めた。日本に住んでいる外国人が日本語を学ぶときの気持ちを想像して、こんな感じか、と思ったり。

セミナー前にある参加者と話したことがダメージに輪をかけた。おそらくアメリカ人、金髪で色白のメガネ女性だったが、言っていることがわかるようでわからない。質問に答えようと頑張ったが、最終的にはさよならもなく無言で去って行った。心からごめん、と思った。セミナー中も彼女の顔が浮かんだ。

でも辛いばかりではなかった。黒人で小学生くらいの子供のいる女性は日本語が話せて、意思疎通ができて楽しかった。日本語は難しいと言っていた。相当な苦労があったのだろう。私と彼女が会話できるのは、彼女の苦労に依存していると思うと感謝もしたし、申し訳なくも思った。

セミナーには日本人も沢山いたので、交流することができた。ある人は、別室でミャンマー語のセミナーに参加しているのだが、圧倒的に人数の多い英語のセミナーの参加者と話すために最近英語の勉強を始めたのだという。まだ始めたばかりだそうで、一緒だね、頑張ろうと言い合った。

 先生Nと初めて会った。優しい良い人だった。なんとなくLINEの画像からテンションの高い活発な雰囲気の人を想像していたが、実際はアジア系の穏やかな人だった。テンションの高い人が良かった気もして少し残念にも思ったが、話してみると辛抱強くて良い時には嬉しそうに褒めてくれる。いいかもしれないと思った。

 あとは、子供たちがとてもよかった。幼い息子と娘がいたが、特に娘は、歳が私とは30くらい離れているのだが、会ってすぐにこの子は気が合うと思った。夫も気さくで良い人だった。彼らとはレッスンの時は会わないようだが、会えて良かった。これからのレッスンの時の話題にもなる。とりあえず何回かレッスンを受けてみる予定だ。レッスン数は少ないので、自習をできる限りやりたい。

考えてみたら、一番しんどい予定を一番体力のない時に入れてしまったのが失敗ではあった。致し方なかったが。でもとにかく五日間、目的は果たせたので満足だ。そして疲れ果てた。明日は一日中寝る。おやすみなさい。