抗鬱剤と毒親
昨日の話の続き。
両親は典型的な毒親だが、親に嫌なことは嫌と言えたのは本当によかった。精神科医に背中を押してもらえなかったら言えなかった。その点は感謝している。
あの時抗鬱剤を処方されていなければ、アンタたちのせいで鬱病になった、と言えなかった。思い切り病むことができたから、言っていることに信憑性が出せた。
最初散々否定されたし、自分のせいではないと言われた。でも私は諦めなかった。
実家にいざるを得ないことを心底嫌悪していたが、実家にいないとあそこまで言い続けられなかった。
結果、母は10年くらいかけて少しずつ変わっていった。軟化した。
父は、認知症の発症が発端となり関係性が逆転した。自分の弱さを認めざるを得なくなり、こちらも軟化した。
だいぶ実家の居心地がよくなった。
ただ、あの時抗鬱剤を処方されていなければ、私は今ここまで無気力ではなかったのではとも思う。
長年抗鬱剤を飲んでしまったので双極性障害を引き起こしたのでは。
そもそも鬱病ではなかったと思う。ただ悲観的で絶望的な考え方から逃れられない人間だった。
最初から薬なしでカウンセリングを受けていれば、違う人生だったのではないか。
でも私の鬱病との診断により、親との関係が改善されたことも確かなのであり…
まあ今となってはどうしようもない。この不自由な身体でなんとかやっていくしかない。
今日は原田マハさんの、「翼をください」を読んでよかった。生活の虚しさが、読んでいる間は軽減した。
あと夕食を作った。散歩には行かなかった。
それなのに疲れて仕方ない。大したことをしていないのに。
逆に運動不足で疲れているんだろうか。
仕事に備えて身体を鍛えていかないと始まらない。あと机と椅子を買わないと。
ただ焦ってもどうにもならないとは思い始めた。とりあえず先月分も傷病手当がおりたので、それでなんとかやっていく。