ポルカを踊れ

躁と鬱の狭間で。

無気力人間のルーツ

私は幼い頃から親の空気を読んで生きてきた。

親はいつも不機嫌で、父親は黙り込み、母は私に当たった。両親はよくケンカしていた。

いつも辛く悲しかった。早く家を出たかった。両親が嫌いだった。

 

そのうち鬱状態の診断がつき、薬を飲んで週3日の仕事以外はずっと寝る日々が始まった。

精神科医に家庭内の窮状を泣きながら訴えると、医師は思っていることを親に伝えるようにと言った。

 

それで私は親に言うようになった。

アンタたちのせいで私は鬱になったんだ。アンタたちが悪いんだ。アンタのそういうところが嫌なんだ。

事あるごとにずっと言い続けた。

 

両親は私の言うことをよくわかっていなかった。でもわからないなりにわかったようで、徐々に嫌な当たり方をされなくなっていった。

 

住むところも食事も与えられてきた。でも生き方を教えてはくれなかった。母も父も好きなことをしていた。私は放置されてきた。

 

結果、生きる力のない無気力人間が残った。

 

コロナ後遺症になり、仕事を失い、身体も弱く、この暑い中今どうやって生きたらいいのかわからない。

今日もずっと布団に横になりスマホを見ていた。やるべきことはあるけど、何にもやる気にならない。自分のダメさがひしひしと感じられる。

 

哀しい。親のせいにするしかない自分の弱さも。

誰か助けて。私を育てて。どうしたらいいのか教えて。

 

生理中は本当に気がふさぐ。昔のことも思い出す。生きるのほんと難しい。