ポルカを踊れ

躁と鬱の狭間で。

1940円

昨日のメモ:寒気がひどい時に麻黄湯

昨日は体調が悪かった。二日前の夜の微熱は朝下がったので、なんとか仕事に行ったが、午後になりまた上がるのを感じた。職場の体温計で熱を計ると微熱。最近職場ではインフルエンザの患者が続出し、風邪などに対してもかなりピリピリしている。

考えていたら、だんだん恐ろしくなってきた。

もし私が最近流行りの微熱のインフルエンザにかかっていたら、どうしよう。私は体調不良を押して検査もせずに出勤し、インフルエンザウイルスをばら撒いた大馬鹿野郎として名を馳せてしまう。そんなのつらすぎる。もしインフルエンザだったとして、大馬鹿野郎と言われないで済むようにするには…

今検査すればいい。今朝熱が下がったので出勤したのだ、ただの風邪だと思っていたのだとアピールすれば良いのだ。

それですぐ上司に体温計を見せ、インフルエンザの検査をしたい旨を伝え、検査に行った。

結果は陰性だった。思わずやったー、と安堵の声が出た。ただ、発熱から24時間経っていないのが気にはなった。推定22時間ほど。24時間経っていないと正しい結果が出ないことがあるという。

それでも少なくとも職場には陰性であると言えるのだ。すぐにその旨メールしてから職場に戻った。

みんな温かく迎えてくれた。これで陽性ならこうはいかなかっただろうか。でもこのメンバーなら心配の声はかけてくれただろう。

あとは定時まで普通に仕事して帰った。友人Rとの食事は延期してもらった。

そういえば冒頭の麻黄湯だが、インフルエンザ陰性の結果が出た時、私ののどが赤いので、医者が漢方辞典をめくって処方してくれたものだった。

私は毎日体質改善のために大量の漢方を飲んでおり、それらとバッティングしないかどうか確認するためにかかりつけの漢方医に電話して、簡単に症状を説明しつつ聞いた。

すると、その答えが麻黄湯は寒気がひどい時に使うものだから、今の症状で使うものではないということだった。これまで喉の痛みには麻黄湯という認識だけはあったが、それが覆った。

だから病院は嫌いではない。新しい知をもたらしてくれることがあるから。必ずしもそうではないけれど。お金かかるけど。

今回の病院代が1940円となり、わたしのにせんえん…!と思いながら払った。後には麻黄湯の処方箋が残った。これどうしよう。今使わない麻黄湯、もらっておくべきか。五日分程度だから数百円で済みそうな気がするし、一応もらいに行こうか。

しかしこの微熱、今生理前だということを思い出した。それでかもしれない。生理前の健康的な微熱で私は昨日悩み、1940円を負担したのかもしれない。まあ人生そんなもんである。と悟ったようなことを言って終わり。